GCC (GNU Compiler Collection)とは?

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GCC(GNU Compiler Collection)は、GNUプロジェクトによって開発・配布されているコンパイラの詰め合わせセットです。もともとは「GNU C Compiler」の略でしたが、現在ではC言語だけでなく、C++、Objective-C、Fortran、Ada、Go、D言語など、多様なプログラミング言語に対応しているため、「Compiler Collection」という名称になっています。

Linux開発の要石

Linuxカーネル自体がGCCを使ってコンパイル(人間が読めるコードを機械語に翻訳)されています。また、ApacheやNginx、MySQLといった主要なオープンソースソフトウェアの多くもGCCでのビルドを前提として開発されてきました。
近年では、より高速でエラーメッセージが親切な「Clang/LLVM」という競合コンパイラも台頭してきましたが、GCCは依然としてLinuxエコシステムの中心的な存在であり続けています。